資格試験は胸がきゅっとなります
週末はGSDF-japanキャリアカウンセラーの資格試験のお手伝いをしてきました。
学科、論述、面接とフルコースを二日間。
試験前のピリッとした雰囲気、受験者の方々の緊張感を私もヒシヒシと感じながら、少しでも皆さんが本来の力を出せるように、心を込めてお手伝いしてきました。
私も何度も経験していますが、試験は胸がきゅっとなる。慣れませんね^^;
なぜ資格を取るんだろう
試験といえば合否がつきもの。
当日までにかけた時間が報われるかどうかはもちろん、資格が取れるかどうかが昇進に影響する人も、その資格がないとビジネスができない人もいますし、まさに人生が変わっちゃいますよね。
それにしても資格の勉強ってめんどくさい。
お金も時間もかかるし、落ちたら凹むし、ほとんどの資格は逆に受かったからといってすぐカネになるわけでもないし・・・
私は元々仕事以外の勉強をするのは好きな方ですが、TOEICや簿記など、やってみたけど「これ以上別にいいや」って思って深めるのを辞めてしまったものもあります。
正直それで困ったことも全くないので、やらなきゃやらないで何とかなるもんだよねと。
キャリアカウンセリングでも「資格の勉強ってした方がいいですか?」と聞かれると、「どっちでもいいと思います」とか言いたくなるのですが、、、
結局私は「勉強はした方がいいと思います」と言ってしまうのです。
それは、勉強からしか得られないものがある、と思っているからです。
「資格の勉強」から得られるものは。
それは何かというと、
・できない事ができるようになるという体験
・同じ資格を取っている人との間に生まれる共通言語
・その資格を名乗る事への謙虚さ
だと思っています。
大人になると「全然できない事」をやる機会はだいぶ少なくなります。避けることもできてしまうし。
でも、「できる事」だけをずっとやっていると、新しい事に挑戦するのが怖くなります。
なので、あえてやってみて、全然ダメな自分を感じてみる。
そうするとうまくできていない他人にも寛容になれるし、どうフォローしてもらったら嬉しいかにも気づくことができる。
できるようになった時の喜びや自信もひとしおです。
また、同じ資格を持っている人はその資格を取るためにどれだけの労力とスキルセットが必要なのかを肌でわかっていますので、「その資格を持っている=これだけのレベルなんだ」と話さなくても感じてくれます。
これが就活で資格が有利に働くわかりやすい例ですね。
最後に、どの資格も倫理基準を持っているので、その資格を名乗るという事は自分自身がその資格に見合う人物なのかを自分に問う事にもつながります。
楽勝だったのか、苦労してやっと受かったのかにもよるでしょうが、私は自分がこれまでに得てきた資格を体現できる人物になりたい、と常々思っています。
だから、実は「勉強はした方がいいと思います」には続きがあります。
それは、
「自分が本当に高めたい、深めたいと思う事を見つけて挑戦する事をおススメします」
です。
資格を持っていることを見せびらかすのはリスキーですよ。
なぜなら本人のスキルセットが見合っていないと恥ずかしいからです^^;
最初は興味本位でも、「これをやってみたい」って思う事をちゃんと勉強して、自分のスキルとして磨いていく。
そんな風に資格と付き合っていけたら、試験もいい刺激として楽しめるし、就活でも誇りを持って語れるのではないでしょうか。
私も体現したい資格がまだいくつもあるので頑張ります!
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